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若者のセキュリティ感覚
セキュリティとして意識すべき範囲が拡大
皆さま、セキュリティは意識されていますか? 実は様々な犯罪が増加しているというのは誤解なのですが(参照:「犯罪は増えていて凶悪化している」という誤解|京都産業大学)、感覚的にはオレオレ詐欺や闇バイトの報道などから犯罪が増えているように感じている方が多いのではないでしょうか。
また、セキュリティといっても、サイバー攻撃や身代金を要求するランサムウェアによるIT犯罪、新しい犯罪手法のスキミング、SNSでのなりすまし、銀行口座の乗っ取り、個人情報漏洩など、IT技術が発達するにつれ、セキュリティとして意識しなければならない範囲が多様になってきました。
さて、ここでは、住居についてのセキュリティと、それに対する若者の意識を見てみましょう。
無施錠に気をつけましょう
昔は、ちょっとそこまで買い物に、というときに、カギを閉めないで外出するということも。今でもそのような方がいることも時々耳にしますが、「無締り(無施錠)」が侵入犯罪のトップだということなので(警視庁「住まいる防犯110番」より)くれぐれもお気をつけください。
若者のセキュリティ感覚は高い
若者のセキュリティ感覚はどうなのでしょうか?
「防犯設備のない部屋」と「防犯を強化して賃料が5千円高い部屋」があった場合、具体的な増加額を明示しどちらを選ぶかというアンケートを実施しました。(図1:独自インターネット調査:2024年2月、対象382人)
A)セキュリティー(※)を強化し、賃料が防犯設備のない部屋より5千円高い
B)防犯設備のない部屋
※オートロック、防犯カメラ、スマホ対応キーなど
結果は、セキュリティが充実した部屋が圧倒的に支持されました。
「絶対にA」と「どちらかというとA」の合計63%(34%+29%)
「どちらともいえない」が27%
「絶対にB」「どちらかというとB」の合計10% (8%+2%)
家賃が月々5千円アップしても、施錠だけではなく、より強化された防犯を選択した若者が過半数となりました。逆に、月々5千円分の家賃を削減してより強化された防犯が不要だという割合は9.7%と、圧倒的に少ない割合となっています。
男女に細分化してみても、男性だからセキュリティが充実していなくてもいい、というわけではありませんでした。(図2)男女ともに、侵入を未然に防ぎたいということだと思われます。つまり、抑止力も含め、アパートに求める必須の設備になりつつあるようです。
侵入窃盗の推移
悪質な犯罪の報道が増えた気がしますが、実際には侵入窃盗の検挙率は年々減少しています(図3:警視庁の統計 令和5年)。侵入窃盗認知率も、同様の傾向となっています。様々な要因があるかとは思いますが、防犯の意識が高くなったことも侵入窃盗の減少の要因かもしれません。
住宅における 侵入窃盗の発生場所は、一戸建て住宅30.5%、共同住宅3階建以下7.3%、共同住宅4階建以上3.8%で、共同住宅への侵入は全体としてそれほど多くはありません。(図4)
侵入窃盗の手口別認知件数割合は空き巣が26.8%、忍び込み(夜間の就寝時に侵入)が10.5%です。(図5)
空調のために窓を開けたい時には施錠は難しいですが、空き巣などは改善の余地があるので気を付けたいところですね。
My Style vintageはセキュリティも強固に
さて、若者は住宅のセキュリティを重視するという傾向にありますが、セレ コーポレーションのMy Style vintageは、ゲスト(入居者)の安心・安全を配慮した防犯設備が整っています。防犯カメラ、オートロック、TVインターフォン、そして出入り可能な大型窓にはシャッターが装備されています。各住戸の玄関ドアには電子錠又は対ピッキング性能の高いCP-C認定シリンダーを採用、さらに、建物に入る共用エントランスにも最新式のオートロックがあります。二重のセキュリティキーがあるので安心ですね。