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「若者の引っ越しの理由」

引っ越しをこれまで一回もしたことがないという方は少ないのではないでしょうか?

引越しの準備は大変ですよね。荷物が多ければ多いほど時間も費用もかかります。頻繁に引っ越しされている方は、慣れていて物が少ないとも聞きます。

「転勤族」という言葉があるように、転勤を頻繁にしている方がいるので、引っ越し平均値は高いと思いこんでいませんか?

引っ越し回数の平均は?

(図1)国立社会保障・人口問題研究所(2018)

引っ越し回数の平均が国立社会保障・人口問題研究所(2018)から発表されていましたので見てみましょう。

図1を見ると、年齢別データでは2018年時点で50~54歳の引っ越し回数が最も多く、その上の年代はなぜか引っ越し回数が減少しています。その理由の推測は、後ほどお伝えします。そして、わずかではありますが、0歳~4歳も、引っ越ししていることがわかります。親御さんの転勤や子供の就学前に住宅を取得する世帯が一定数いる事が窺えます。

全体の平均は、3.04回、男性が3.21回、女性が3.03回で、男女差に乖離は見られませんでした。ですが、20年間で男性の引っ越し回数が少なくなっているそうです。(図1)

55歳以上の引っ越し回数が減少しているのは、住まいの選択肢の少なさが関係?

本来ならば、歳を重ねるごとに引っ越し経験が増える、つまり、引っ越し回数が増えるというように考えるのが普通かと思います。しかし、図1でわかるように、2018年時点で55歳だった方を境に、年齢が高くなるほど引っ越し回数が減っています。増減がランダムにあるのではなく、一様に年齢が高くなるほど引っ越し回数が少なくなっているのがわかります。これには何かの理由があるはずです。そこで、若者スタイル研究室で理由を推測してみました。

まず、この図では69歳以下が戦後生まれということになり、そのポイントの前後で傾向がガラッと変わるわけではありません。戦時中だから引っ越しがなかったという直接的な理由ではないようです。

戦後すぐはまだ引っ越しどころではないということもあるとは思いますが、経済発展と共に転勤も増え、整っていなかった賃貸住宅環境・駅などのインフラが徐々に整備され、住まいの選択肢が増えていったことが考えられます。

また、徐々に核家族化や晩婚化が進んできたこと、生涯独身の方も増えてきた影響もあるといえます。昭和初期以前は大所帯で住む方もいらっしゃいましたし、20代前半に結婚する方が多く、賃貸ではなく自宅を持つタイミングが早い傾向がありました。

このように、賃貸住宅の選択肢が増えたこと、核家族化や晩婚化、生涯独身、といった複数の理由が70歳を境に引っ越し回数が増えていることにつながっているのではないでしょうか。

若者の引っ越し回数の平均は?

(図2)年齢別平均引っ越し回数 2018国立社会保障・人口問題研究所

25~29歳で2.35回、30~34歳で3.08回となっているので、25歳から35歳の若者の引っ越し回数は平均で2~3回前後のようです。(図2)

思ったより少なく感じますが、皆さんはご自分の引っ越し回数と比べてどのように感じられますでしょうか?

一人暮らしの若者の引っ越し理由は就職・転職が一位

(図3)

一人暮らしの若者は、どのような理由で引っ越しをしているのかを見てみましょう。

図3のように、様々な理由があります。テレワークが増えた方は、もっと広い部屋に引っ越したのでしょうか。デザインや設計、間取り、外観・共用部などの点から住みたい住居を見つけたという方もいて、住居へのこだわりを持っている方もいます。

それでは、現在の住居への引っ越し理由を聞いた図3のアンケートから、割合が大きい回答を挙げてみます。

(図4)

就職・転勤・転職が理由での引っ越しは利便性という「便利さ」を求めた引っ越しに該当します。引っ越しの理由として通勤可能で便利な立地を求めて引っ越しをするということは皆さんも想像がつくのではないでしょうか?自宅を購入していると転職などがあっても引っ越しは簡単にはできませんが、賃貸住宅であれば簡単に引っ越しができますね。

※図3、図4: 2024年2月実施調査会社独自アンケート、対象382人、東京在住 25~35歳、一人暮らしの男女、複数回答

「気持ち」が理由で引っ越しすることも

大枠で意味をとらえてみますと、「便利さ」が理由での引っ越しはダントツの1位です。 

しかし、「便利さ」に続き、「気持ち」の面での引っ越し理由がかなり僅差で続きます。

「ライフスタイルを変える」というファッションを変えるように引っ越すという理由や、「気分を変える」という精神的な理由もかなり多いのです。

若者は精神的な満足度を高めることを重要視している傾向があることが他の設問でもわかりますが、引っ越し費用がかかっても、住まいにこだわりをもっていて気に入った物件に住みたいという精神的満足度を高めたり、心を整えたりを優先させている層が一定数いることがわかります。 毎日暮らす住まいが自分にとって素敵だと思う住まいであれば、心が落ち着き、ときめきを感じる毎日で快適に過ごせる日々が送れるでしょう。自分にとって素敵な住まいは、どういった住まいでしょうか? アクセスが良いところ、街並みが良いところ、賃貸住宅の外観や内装がおしゃれである物件、使いやすい設備が整った賃貸住宅など様々なポイントがあるはずです。

My Style vintageは、立地が良く便利なところにあります

My Style vintageは、外観にこだわり、東京の城南・城西エリアを中心に徒歩10分圏の好立地に建っています。気分を変えたい、もっと便利な場所で暮らしたい、おしゃれに暮らしたいなど、一人暮らしまたは二人暮らし、特に住まいにこだわりを持った若者のニーズを満たしてくれる賃貸住宅です。さらに、外観もおしゃれで特に夜の帰宅時にはライトアップもされて雰囲気のある建物で、ここに暮らしているというのが嬉しくなるはずです。

引っ越しをお考えの場合は、My Style vintageを探してみませんか。入居率が高く、早く埋まってしまうので、引っ越しシーズンはお早めにチェックしてくださいね。

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